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店舗情報

一流の男と極上のひと時を

皆様が思ういい男の条件とはなんですか? ルックスがいい。気遣いができる。思いやりがある。リードしてくれる。褒め上手。話が面白い。 でもその全てを兼ね備えた男性となんて現実では出会えない。そう諦めてしまってはいませんか? 当店では売れっ子セラピスト、接客のプロである女性の徹底的なサポートによって礼儀、トーク力、ルックス、全てに置いて高水準なレベルに達したセラピストのみを在籍させています。 是非一流の男性に身も心も任せてエスコートされてみてください。
店舗名
女性用風俗帝
ジャンル
性感マッサージ
エリア
関東・東京
営業時間
24
定休日
年中無休
TEL
080-4403-5354
店舗HP
https://mikado-tokyo.com

写メ日記

女性用風俗帝

康成 康成 (やすなり)

写メ日記

45件中 11-20件目表示

  • 康成

    こんにちは。『セラピストとデートするならこいつ!』の康成です🐶

    セラピストとデートをしていて「あんまり話が弾まないな」、「沈黙の時間に気を遣っちゃうな」なんて事ありませんか?

    そんな状態でそのあとに性感に入ってもあまりリラックスも出来ず、結果はイマイチ…なんてことも往々にしてあると思います。

    もちろんエッチな雰囲気を醸し出すのに話してて笑うような時間はいらないかもしれませんが、心を許して笑える時間があれば安心して身体を預けることができる。私はそう思っています👍

    そしてセラピストを選ぶとき、女性用風俗帝でおすすめの方法は、デートコースや通話コースを利用すること。そうすれば実際にお客様の大切な身体を預ける前にその人柄や雰囲気を掴めるはず。そうすれば実際に性感に入って残念な気持ちになる確率も減るはずです🥰

    よければ私と一度デートや通話をしてみてください❣️ 必ずや笑わせてみせます🐣 笑えたら楽しいですよね!楽しければリラックスできるはず!

    皆様と会ったりお話しできることを心よりお待ちしております❤️‍🔥

    写真はアプリで私をアニメにしたものです🐷

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  • 康成

     性癖というものはどうしようもない。持って生まれた病のようなものであると思う。相手の性癖にそぐわないからと言って、機械の部品のように安易に取り替えられるものではない。

     そして性癖というものはいつはっきりと自認すると決まっているものでもない。色々と経験を経ていくうちに後から気付くことも多い。

     もうどれくらいこうしているだろう。バーテンダーは相変わらず容赦なく私の口でペニスに刺激を与えている。バーテンダーのカウパーと私の唾液で彼のペニスは光っている。涎も垂れる。ぐちゃぐちゃと音も鳴る。

    「いいね。気持ちよくなってきた」

     私の性経験では優しく抱かれる事を是としていた。ミルクのような甘くうっとりとするムードに身を包み、優しい声と愛撫が全身を駆け巡る、そんな行為を。

     しかし今夜はまるでオナホールのように扱われている。物のように扱われているが、これも私の性癖なのだろうか、私の中心がとめどなく濡れていく。

    「あぁ…いいね」

     バーテンダーはうっとりとした声を出した。

     私もいつしか辛抱ならなくなっていた。充分に潤った私の中心はまるでそこだけが違う生き物のように蠢いてしまう。

     私が懸命にバーテンダーのペニスを愛撫していると、気づいたように言った。

    「腰、動いてるよ」

    「んぅ…」

     バーテンダーはまた私の尻に掌を振るった。ぱんという乾いた音と痛みに釣られて身体がぴくりと跳ねる。

    「自分で触ってごらんよ。いつも自分でしてるみたいにさ」

     その言葉に日頃の私の性生活を詳らかにされたようで、そこはかとない羞恥心を覚えた。堪らず首を横に振った。できるわけもない。

    「なんでよ」

     バーテンダーはそう言って、相変わらず健気にもペニスを咥えている私の手をとってもう一人の物欲しそうな私へとあてがった。右手にぬるついた感触がする。

     もう少し…もう少しだけ…上に…。

     そんな思考も読まれていたのか、バーテンダーは私の右手の中指を私のクリトリスへと押し当てる。そしてそのまま徐に円を描くように撫でていく。

     まだホテルに入ってからというもののフェラチオしかしていない。しかしながらいきなり核心を責められて絶頂を迎えてしまうほどに私は焦らされていた。

     バーカウンターの向こうで酒を作るバーテンダーの指。カクテルの味を見るとき、自らの手の甲に口付けをする仕草。煙草の煙に目を細める表情。最早全てが愛撫に等しかった。

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  • 康成

    p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’; min-height: 22.0px} span.s1 {font-family: ‘UICTFontTextStyleBody’; font-weight: normal; font-style: normal; font-size: 17.00px}

     強引に抱かれるのは好きだ。しかし合意なく抱かれるのは嫌いだ。ときどき巷間で耳にする婦女暴行事件の話などを聞くと怖気が立つ。

     しかし…どうだろう。バーテンダーは私の視線の先で冷酷な目をして私の身体を舐め回すように睥睨している。そこからは強引に抱かれるという言葉から連想される優しさなどは全く窺えない。

     バーテンダーは勢いよく自らの服を脱いだ。少し浅黒く、程よくついた筋肉が露わになる。つるつるとした肌は妖艶だが、暴力性も匂わせる。

    「俺、本当は優しくないんだよね」

     冷たい声だった。

    「え…」

    「起きて」

     少し怯みながら私は身体を起こした。

    「口開けて」

     言われるがままおずおずと口を開くと、バーテンダーは涎を垂らして聳り立つペニスを私の口に突っ込んだ。

    「んぐっ…」

    「歯、立てるなよ」

     私の呻き声を無視してゆるゆると腰を振り始めた。徐々に速くなる腰の動きについていけず、狼狽えているとバーテンダーはまた冷たく言い放った。

    「舌、動いてないんだけど」

     その声に目を上に向けると、そこには酷薄な薄笑いを浮かべるバーテンダーの端正な顔があった。

     私は速いテンポで私の口を出入りするバーテンダーのペニスに必死に舌を這わせる。一日バーカウンターの向こうで働いた、むせ返るような男の匂いが鼻をつく。

     次第にバーテンダーは私の喉奥まで進入してくる。苦しい。

    「だめだなぁ。吸い付きも甘いよ。そんなんじゃお仕置きするよ」

     バーテンダーは少し腰を引いて私に四つん這いになるように促す。

    「咥えたまんまだよ。俺がいいって言うまで必死でしゃぶれよ」

    「んぅ…」

     私はバーテンダーのペニスを頬張ったまま四つん這いになる。瞬間、尻に鋭い痛みが走った。ぱん、という音を認識したのはその後である。バーテンダーは私の尻を平手打ちした。

    「んっ」

    「さぁ、早く気持ち良くしてよ。俺が腰振ってあげるから」

     腰の速度が一層上がる。容赦なく喉の奥をついてくるペニスに思わずえずいてしまう。

    「うっ…えっ」

    「口から出すなよ」

     初めて見るバーテンダーの性癖に狼狽えながらも、気がつけば私の中心はかつてないほど蜜に溢れていた。

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  • 康成

    p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’; min-height: 22.0px} span.s1 {font-family: ‘UICTFontTextStyleBody’; font-weight: normal; font-style: normal; font-size: 17.00px}

     酒には依存性がある。依存物質は当然ながら煙草などの方が強いが、何かを埋めるために摂取するという点では似たようなものである気がする。私が埋めたい隙間とはなんなのだろう。寂しさか、退屈か…。いや、多分葛藤だろうと思う。

     気がつけば酔っていた。バーテンダーは上手に酒を作る。空きっ腹に飲んだのも良くないのだろうが、ペースもいつもより早かった気がする。

     体温が高い。なんだか魂が身体から抜けかかっているような浮遊感を覚えてしまう。夜は深まっていた。バーが閉店を迎えたとき、私はバーテンダーに促され、タクシーに乗った。

     タクシーは大きな国道に入って北の方角へ向かう。住宅やコンビニエンスストアの明かりが車窓を流れていく。なんとなくその全てが私が後ろに置いてきたものを取りに向かっているような、そんな想像をした。

     隣にはバーテンダーが無言で座っている。ちらりと目線をやるとこちらを見てにっこり笑った。そして徐に私の左手を握った。

    「顔赤いね」

    「そう?」

    「うん。なんかすごく色っぽいよ」

     バーテンダーの声は少し高めだが、このときは声を抑えてることもあり、低く私の耳に届いた。

    「ありがとう」

     俯いて礼を言った私にバーテンダーはふっと息を漏らして握った手を指でさすってきた。

     ホテルは住宅街の外れにある。ひっそりと寝静まった町の片隅にネオンが煌々とついた建物が隠れるように建っている。

     バーテンダーが私の先にホテルのドアを開けて入るように促した。ドアを押さえるその手が中の明かりに妖しく輝く。

     手頃な部屋を選択して中に入ると、右手すぐがシャワールームだった。

    「手をあら…っ」

     バーテンダーが強引に私に口づけた。柔らかい唇が私の唇を割り、舌が口腔内を犯す。乱暴だが、バーテンダーの舌は優しい。心臓が高鳴る。

     そっと唇を離してバーテンダーは囁く。

    「ごめん。もう無理」

    「え…ちょっと…」

     バーテンダーは再び口づけてきた。ぬるっと舌が侵入する。少し煙草の匂いが混じるバーテンダーの吐息が私に、ついてこいと囁きかける。なんて甘美なのだろうか。私の口からも甘い声が漏れる。

    「ん…っ」

     そのまま抱き寄せられ、片手で上着のボタンを外され、脱がされる。激しくなるキスの音と、衣擦れの音だけが聞こえる。

     キスに夢中になっていると気がつけば下着を残して衣服を全て脱がされていた。バーテンダーもキスを続けながら上着を脱いで私をベッドまで連れて行った。

     身体を押され、ベッドに倒れ込む。私を見下ろすバーテンダーの瞳は妖しく光り、少し濡れていた。

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  • 康成

     人の幸せは欲求の解消の果てにある。そんなこと言った友人がいた。彼の言い分ははしたなく聞こえたし、当時の初心な私には受け入れられるものではなかった。

     私の幸せは好きな人と一緒に過ごして、その人と同じ大切なものを守っていく。そう信じていた。何故それを信じていたのかと訊かれると返答に窮してしまうものだった。

     私はいつの間にか私だった。

     今、彼はどうしているだろうか。風の噂で人妻と不倫していると聞いた。それも彼の言う欲求の解消の術なのだろうか。不倫は割に合わないようにも思えるが、自分の胸に手を当てると人のことは言えないと気づく。

     今日は裕介が陽太を連れて実家へ遊びに行った。私も一緒に行くべきだったのだが、どうしても外せない仕事があるので遅れていくと言った。

     義父母のことは好きだ。配偶者はお互い元々は赤の他人なのだから育ってきた家庭も違えば常識も違う。私の家では携帯電話は中学生から買い与えられたが、裕介の家では高校生になってバイトを始めてからという強い約束があった。

     私が見送ると陽太は裕介の足元で私に手を振った。初めは寂しがったが、次の日には行くと伝えるとにっこりと笑ってまた明日ね、と言った。裕介も気をつけて来なよ、と私に無邪気な笑顔を見せた。

     今夜、私はどんな声で鳴くのだろう。向日葵は昼に咲く花なのに、私が一番輝くのは夜なのだ。

     自宅から三つほど離れた駅の近くにあるバーの扉を開くと、小さめの音量で一昔前の洋楽が聞こえてきた。

    「こんばんは」

     カウンターの中に立つバーテンダーは煙草の火を消して手を洗いはじめる。

    「こんばんは」

     私は彼の正面に座る。私から見て左側には色鮮やかな魚が泳ぐアクアリウムが設えられている。中には新顔がいた。

    「何にしますか?」

     バーテンダーは私の前におしぼりとコースターを置く。少し浅黒くてほっそりと長い指がそれらからゆっくりと離れていく。

    「うーん…ビールで」

    「あれ?珍しいね。普段ビールなんか飲まないのに」

     バーテンダーはそう言いながら背後の冷凍庫からグラスを取り出す。

    「今日はなんとなく…」

    「そういうキブン?」

     バーテンダーの目は私の心臓を射すくめた。

    「そういう…キブン…」

    「ふーん…なるほど」

     バーテンダーが徐に唇を舐めた。

     軽く汗をかいたビールグラスが私の前に置かれる。指をそっと添えると私の指が濡れる。黄金色に光るビールが私を誘う。

     何を白々しい。初めからわかっていたことだ。今日、私はこのバーテンダーに抱かれる。

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  • 康成

    「ただいま…」

     澱のように溜まった疲労感と相反するような充足感を抱えて自宅のドアを引いた。お腹が空いている。私の声を聞いてか、キッチンから裕介が顔を出した。

    「おかえり。楽しかった?」

     裕介の笑顔は無垢なそれである。ちくりと針が私の胸を刺した。裕介はなにも疑っていないのだろう。それもそうだ。静也は正真正銘、私の従兄弟なのである。

    「うん。ちょっと疲れちゃった」

    「そっか。何食べたの?」

    「焼き鳥。でもあんまりたくさん食べてないんだよね」

    「じゃあなんか食べる?簡単なものでよければ作るよ」

    「ありがとう…じゃあお願いしてもいい?」

     あいよ、と返事を残して裕介はキッチンへと消えていった。私はそのまま洗面台へと向かい、手を洗って鏡を覗き込んだ。その表情は疲れていたが、血色は良かった。

     すると不意に後ろから声がした。

    「ママ…?」

    「陽太。ただいま」

    「おかえり」

     陽太はよたよたと私の足元へと歩いてきた。その両手は私に向けて開かれている。私は陽太をそっと抱き上げる。

    「起こしちゃったね。ごめんね」

     私の声に身じろいで陽太は船を漕ぎ始めた。いつもならとっくに深い眠りについている時間である。私が居なかったために寝つきが悪かったのかもしれない。陽太は昔から寝つきの悪い子どもであった。裕介は上手に子どもを寝かしつけてくれる。

    「ねんねしようね」

     私は陽太の背中をとんとんと叩いてあやしながら陽太をベッドまで運んだ。

     陽太の寝顔は仔犬のように愛らしい。私と裕介の宝物である。しかし仔犬は何も穢れを知らない。真っ白い陽太の肌に触れる私の手は黒い。寝息を立て始めた陽太の頬をそっと撫でて陽太の部屋を後にする。陽太の頬はまるで炭でなぞったかのように黒ずんでいた。

    「はい。春雨スープ」

     裕介はダイニングテーブルについた私の前に湯気のたったスープを置いた。

    「ありがとう」

    「どういたしまして」

     裕介は私の向かいにの椅子に腰かけた。

     徐にスープを口に運ぶ。美味しい。疲れた身体が温まっていく。

    「ありがとうね。今日も出かけさせてくれて」

    「いいよいいよ。でも本当に静也くんと仲良いよね。僕にも従兄弟いるけどもう三年くらい会ってないよ」

    「そうね…昔から兄弟みたいな感じだったから」

     裕介は羨ましいな、と呟いて自分の分のスープを口に運び、微笑んだ。私は箸で春雨を口に運んで飲み込む。熱が喉を通り、胃に入っていく。静也の精液も…熱かった。

     下腹部にまで熱が到達した。それが私の中心を濡らした。そこにいるのが裕介の優しさではないことは十分にわかっている。

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  • 康成

    p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’; min-height: 22.0px} span.s1 {font-family: ‘UICTFontTextStyleBody’; font-weight: normal; font-style: normal; font-size: 17.00px}

     命は不可逆のプロセスという言葉を本で読んだことがあった。一度受精して受精卵が着床すると、そこから死ぬまで細胞分裂を繰り返し、代謝を行う。生き物はそれが行えなくなると死んでしまう。

     思ってみるとものすごいエネルギーを受精卵は有している。ミクロな個体が幾十兆個の細胞の塊に変化するのだ。

     口の中が重たい。口に静也の子種が広がる。匂いに頭がくらくらする。これこそ『犯されて』しまっている。『犯される』、これほど嫌悪感がありながら淫靡な言葉があるだろうか。

    「ありがと、向日葵」

     口の中にいる静也をどうしたらいいのか。

    「んぅ…」

    「どうしたい?」

    「…ん…」

    「飲んで、向日葵」

     背中がぞくぞくする。決して味が美味しいわけではないのに…ふわりと耳元で囁かれる静也の声に逆らえない。それどころか、それをしたくなって疼いている自分さえいる。

     恥ずかしい。もう何度も静也に抱かれ、精液を飲んでいるが、羞恥心は一向になくならない。

     一息に静也のものを飲み込んだ。喉に少し張り付いて流れていく。なんだか強い生命力を含んでいた。私の蜜が溢れ出てしまう。

    「ありがとう。向日葵」

     静也は私の頭を撫でて唇にくちづけた。

    「ん…」

    「じゃあ、始めるよ」

     静也はそういうと私の足の間に顔を埋めた。

    「やっ…」

     息が私の中心にかかると身体が跳ねた。

    「え?嫌なの?」

    「…きらい」

     俯く私の顔を見上げてにやっと笑い、クリトリスに舌を当てた。包皮を上唇で押し上げる。刺激の強い快感に私の口からは大きな声が漏れる。

    「あぁっ」

     舌は上下に動き、執拗にクリトリスを愛撫する。決して動きは激しくはないが、夫とは全く違う舌の動きだった。

     静也は徐に私の中に指を入れ、指先で上のクリトリスの真裏あたりを一定のリズムで刺激する。気持ちいい。いつの間にか静也には私のツボと、好きなペースを完全に知られてしまっている。とんとんと柔らかく叩くように、そしてそこに触れる瞬間に少し滑らせる。

     とことんまで焦らされた上に静也のペニスで口内を犯された私の感度は限界まで上がっていた。

     あぁ…連れて行かれる。たった数秒の愛撫で。もう帰って来られないかもしれないと思ってしまうのに…拒否できない。否、帰って来られなくても…いい…。

     瞬間、背中がびくんと浮き上がった。

    「うぅ…っ!いくっ!」

     私の膣が静也の指を締め付け、腿で静也の顔を強く挟み込んだ。

     頭から魂が抜けてゆく。まるで濃霧の山奥に迷い込んでしまったかのように、何もわからない。

     愛されている…。そう頭の中で言葉として思考を区切ったとき、もう一度絶頂が訪れた。

     

     

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  • 康成

    p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’; min-height: 22.0px} span.s1 {font-family: ‘UICTFontTextStyleBody’; font-weight: normal; font-style: normal; font-size: 17.00px}

     人が見知らぬ土地に出かけていくとき、どうしてもその目的地は遠く感じられてしまう。二度目にそこへ向かうときはこんなに近かったか、と疑念を抱いてしまう。人は始点と終点を線で結び、その長さによって時間を測る生き物なのかもしれない。

     始点には私も同席した。始めようかと合意の元で始まった旅程。しかし終点は静也に支配されている。いつなのか。静也はいつ、私を導いてくれるのか。

     静也は私に厭らしい言葉を投げかける。

    「向日葵はすけべだなぁ。こんなところ舐められてよがってるなんて」

     羞恥に口元を固く結ぶ。恥ずかしい。でもどうしようもなく私の中心は涎を垂らして悦んでしまう。

    「…っねぇ、おねがい…」

    「なに?」

    「…っいじわる…」

    「何か言いたいならちゃんと言わなきゃわかんないよ」

     最低。私が羞恥心を振り切れないことを重々わかっているくせに私に言わせようとする。女子校出身の私だが、級友たちが下世話な話題に盛り上がるときでも私は曖昧に相槌を打つだけだった。級友も私が恥ずかしがるのを承知して深くは突っ込まなかった。

    「もうっ!」

    「はっはっは。わかったよ。せめて何して欲しいかだけおねだりしてごらん」

    「…舐めて」

    「はいはい」

     そう言った静也は徐に私から離れた。

     朦朧としながらもきょとんとしている私を尻目に、ベッドの上に立ち上がった。

    「はい」

    「…え?」

     静也は私を見下ろしてペニスを私の唇に押し付けた。

    「自分ばっか気持ちよくならないでよ」

     静也のペニスの先から溢れる涎が私の口内へと入ってくる。しょっぱい。しかしなんて甘美なのだろう。

    「しゃぶってよ」

     私の底が疼いた。舐めたい。口内を犯されたい。静也のペニスで。

     私は何も言わずに静也のペニスを頬張った。

     生臭い香りが口内に広がる。決して美味しい味ではないのに、全て舐めとって味わいたくなる。美味しい。

     そう考えてしまう自分に羞恥心がとめどなく溢れるが、その自分にすら陶酔してしまう。そもそもフェラチオ自体は得意ではなかった。夫は求めてくるが、歯が当たらないようにするだけで精一杯だった。

     いつからだろう。まさかペニスを咥えている自分に興奮する日がくるとは思っていなかった。相手の性器を口に含む。出てきたものを舌で味わう。なんて淫靡な行為だろう。

     気づけば静也のペニスを一心不乱にしゃぶっていた。

     静也は何も言わずに私の口の中に欲望を吐き出した。

     

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  • 康成

    p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’; min-height: 22.0px} span.s1 {font-family: ‘UICTFontTextStyleBody’; font-weight: normal; font-style: normal; font-size: 17.00px}

     男性の指は無骨なようで繊細だ。骨ばった指でも私に触れるときは柔和になる。握れば石のようでも、私の中に入れば獲物を弄ぶ蛇のように。

     静也の指が侵入してくる。指先が私の芯を捉えようと舌舐めずりして這い回る。違う、そこじゃない。静也がわかっていないとは思えない。蛇は残酷である。優秀なセンサーを持っているのに、獲物を見つけているのに、とどめを刺さない。

     不意に静也の指が私の中心に触れる。

    「あっ…」

     しかし意地の悪い蛇は見当違いな方向へと這っていく。そこに、触れて欲しい。触れ方がさりげない程、私の脳は痺れていく。

     私の表情の一瞬の変化を見逃さなかった静也は、ふっと笑みを浮かべて私の耳元で囁いた。

    「なに?なんかあった?」

     憎らしい。全てわかっているくせに静也は私を辱める。快感が強ければ強いほど、悔しい。悔しさに唇を噛み締める。

    「かわいいじゃん、向日葵」

    「うるっさい…」

     徐に静也の指が私から出ていく。なぜ。まだ触れられてない。触れて欲しい。私の中心に。艶かしく、狡猾に。

     しかし口元に微笑みを湛えた静也は私の蜜壺に潜り込んできた。

     私の身体が強張る前に静也の舌が私の襞に触れる。

    「あっ…」

     ねっとりと這い回る蛇の舌。しかしその触れ方は触れるか触れないか。本当に憎たらしい。そろそろと私の中心の周りを撫でる舌は私の目にはにやついて見える。

    「ちょっと…しずや…」

    「なに?」

    「し…っつこい…」

    「なにが?」

     早く、と言おうとしたとき静也の舌が私のアナルに触れた。

    「あぁっ」

     大きな声が漏れる。そんなところ…舐めるところじゃない。しかしそれは言葉として口からは出ない。

     しかし静也には聞こえたのか、激しく舌を動かしてくる。気持ちいい。思わず膣を締めてしまう。汚いからやめてと言おうにも、私の底から漏れ聞こえる声で掻き消される。私の身体も抵抗してくれない。言うことを聞かない。静也の舌がアナルを這うのを、求めてしまっている。

    「もう…っ早くっ!」

     叫んだのは私の中にいる淫魔であった。

     そこに私はいなかった。

     いや、もしかしたら私が出てきたのかもしれない。

     

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  • 康成

    p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px ‘.AppleSystemUIFont’; min-height: 22.0px} span.s1 {font-family: ‘UICTFontTextStyleBody’; font-weight: normal; font-style: normal; font-size: 17.00px}

    「向日葵、今夜出て来れる?」

     そう電話で言われたのが同僚とランチに出たときだった。今日も食事のあとはきっとホテルへとどちらともなく入っていくのだろう。

     夫には従兄弟と食事に行くとだけ告げた。

     夫は仕事もまめにこなしているが、家事や育児にも等しく時間を使う。お陰で突然の外食なども快く送り出してくれる。

    「楽しんでおいで」

    「ありがとう。陽太のことよろしくね」

    「大丈夫だよ。今夕食の準備してるけど大人しくお絵描きしてる」

     ちくりと針が胸に刺さる。夫もまさか従兄弟と身体を重ねているなどとは思っていないのだろう。罪悪感はそこはかとなく私を襲うが、もう引き返せないところまで来ていた。ちくりと胸をさす痛みは初めだけ鋭く、じわっと和らいで淫らに私の芯を濡らしていく。

     静也との密会はいつも同じホテルを利用している。浴槽が広く、情事のあとはいつも二人で身体を温める。

     シャワーの音が止まり、静也が出てきた。

     綺麗に割れた腹筋を水が辿る。

    「お待たせ」

     そう言ってベッドに腰掛ける私の肩を押して横たわらせた。ちらっと目をやると静也のペニスは天を向いて涎を垂らしている。

     静也が徐に私の背中に指を這わせていく。そちらに意識が集中してしまう私の不意をついて静也が私の耳に舌を這わせる。

     思わぬ刺激に身体が跳ねる。

    「やっ…」

     少し漏れる私の声に構うことなく愛撫を続ける。静也の息が少し湿った耳にかかる。

    「ひゃっ…」

     私の中心が濡れている。シャワーを浴びているときから垂れていた。思い出して淫事を期待する自分に赤面する。

     静也は何も言わずに背中の指を尻に移した。

     触れるか触れないか際どいところを這い回る静也の指はまるでそれぞれが違う生き物のように私の肌を滑り、蠢いている。

    「し…ずや…」

     思わず尻に力が入る。

    「力抜いてよ」

    「むり…だよ…」

     静也の指は私の尻の割れ目を割って進入してくる。

    「ちょっと…そこはやめて…」

     すると素直に静也の指は私の尻を離れる。そして少しほっとした私に気がついて、にやりと笑って口づけをした。

     柔らかく滑らかな静也の唇。

     またこのまま遠くまで連れ去られてしまう。静也の舌に集中し切れずに私の脳裏に浮かんだのは私にキスをする夫の顔であった。

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写メ日記

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