女性用風俗帝
康成 (やすなり)
写メ日記
四
人が見知らぬ土地に出かけていくとき、どうしてもその目的地は遠く感じられてしまう。二度目にそこへ向かうときはこんなに近かったか、と疑念を抱いてしまう。人は始点と終点を線で結び、その長さによって時間を測る生き物なのかもしれない。
始点には私も同席した。始めようかと合意の元で始まった旅程。しかし終点は静也に支配されている。いつなのか。静也はいつ、私を導いてくれるのか。
静也は私に厭らしい言葉を投げかける。
「向日葵はすけべだなぁ。こんなところ舐められてよがってるなんて」
羞恥に口元を固く結ぶ。恥ずかしい。でもどうしようもなく私の中心は涎を垂らして悦んでしまう。
「…っねぇ、おねがい…」
「なに?」
「…っいじわる…」
「何か言いたいならちゃんと言わなきゃわかんないよ」
最低。私が羞恥心を振り切れないことを重々わかっているくせに私に言わせようとする。女子校出身の私だが、級友たちが下世話な話題に盛り上がるときでも私は曖昧に相槌を打つだけだった。級友も私が恥ずかしがるのを承知して深くは突っ込まなかった。
「もうっ!」
「はっはっは。わかったよ。せめて何して欲しいかだけおねだりしてごらん」
「…舐めて」
「はいはい」
そう言った静也は徐に私から離れた。
朦朧としながらもきょとんとしている私を尻目に、ベッドの上に立ち上がった。
「はい」
「…え?」
静也は私を見下ろしてペニスを私の唇に押し付けた。
「自分ばっか気持ちよくならないでよ」
静也のペニスの先から溢れる涎が私の口内へと入ってくる。しょっぱい。しかしなんて甘美なのだろう。
「しゃぶってよ」
私の底が疼いた。舐めたい。口内を犯されたい。静也のペニスで。
私は何も言わずに静也のペニスを頬張った。
生臭い香りが口内に広がる。決して美味しい味ではないのに、全て舐めとって味わいたくなる。美味しい。
そう考えてしまう自分に羞恥心がとめどなく溢れるが、その自分にすら陶酔してしまう。そもそもフェラチオ自体は得意ではなかった。夫は求めてくるが、歯が当たらないようにするだけで精一杯だった。
いつからだろう。まさかペニスを咥えている自分に興奮する日がくるとは思っていなかった。相手の性器を口に含む。出てきたものを舌で味わう。なんて淫靡な行為だろう。
気づけば静也のペニスを一心不乱にしゃぶっていた。
静也は何も言わずに私の口の中に欲望を吐き出した。
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女性用風俗帝 関東・東京 性感マッサージ
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