女性用風俗帝
康成 (やすなり)
写メ日記
三
男性の指は無骨なようで繊細だ。骨ばった指でも私に触れるときは柔和になる。握れば石のようでも、私の中に入れば獲物を弄ぶ蛇のように。
静也の指が侵入してくる。指先が私の中心を捉えようと舌舐めずりして這い回る。違う、そこじゃない。静也がわかっていないとは思えない。蛇は残酷である。優秀なセンサーを持っているのに、獲物を見つけているのに、とどめを刺さない。
不意に静也の指が私の中心に触れる。
「あっ…」
しかし意地の悪い蛇は見当違いな方向へと這っていく。そこに、触れて欲しい。触れ方がさりげない程、私の脳は痺れていく。
私の表情の一瞬の変化を見逃さなかった静也は、ふっと笑みを浮かべて私の耳元で囁いた。
「なに?なんかあった?」
憎らしい。全てわかっているくせに静也は私を辱める。快感が強ければ強いほど、悔しい。悔しさに唇を噛み締める。
「かわいいじゃん、向日葵」
「うるっさい…」
徐に静也の指が私から出ていく。なぜ。まだ触れられてない。触れて欲しい。私の中心に。艶かしく、狡猾に。
しかし口元に微笑みを湛えた静也は私の蜜壺に潜り込んできた。
私の身体が強張る前に静也の舌が私の襞に触れる。
「あっ…」
ねっとりと這い回る蛇の舌。しかしその触れ方は触れるか触れないか。本当に憎たらしい。そろそろと私の中心の周りを撫でる舌は私の目にはにやついて見える。
「ちょっと…しずや…」
「なに?」
「し…っつこい…」
「なにが?」
早く、と言おうとしたとき静也の舌が私のアナルに触れた。
「あぁっ」
大きな声が漏れる。そんなところ…舐めるところじゃない。しかしそれは言葉として口からは出ない。
しかし静也には聞こえたのか、激しく舌を動かしてくる。気持ちいい。思わず膣を締めてしまう。汚いからやめてと言おうにも、私の底から漏れ聞こえる声で掻き消される。私の身体も抵抗してくれない。言うことを聞かない。静也の舌がアナルを這うのを、求めてしまっている。
「もう…っ早くっ!」
叫んだのは私の中にいる淫魔であった。
そこに私はいなかった。
いや、もしかしたら私が出てきたのかもしれない。
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女性用風俗帝 関東・東京 性感マッサージ
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