女性用風俗帝
康成 (やすなり)
写メ日記
二
「向日葵、今夜出て来れる?」
そう電話で言われたのが同僚とランチに出たときだった。今日も食事のあとはきっとホテルへとどちらともなく入っていくのだろう。
夫には従兄弟と食事に行くとだけ告げた。
夫は仕事もまめにこなしているが、家事や育児にも等しく時間を使う。お陰で突然の外食なども快く送り出してくれる。
「楽しんでおいで」
「ありがとう。陽太のことよろしくね」
「大丈夫だよ。今夕食の準備してるけど大人しくお絵描きしてる」
ちくりと針が胸に刺さる。夫もまさか従兄弟と身体を重ねているなどとは思っていないのだろう。罪悪感はそこはかとなく私を襲うが、もう引き返せないところまで来ていた。ちくりと胸をさす痛みは初めだけ鋭く、じわっと和らいで淫らに私の芯を濡らしていく。
静也との密会はいつも同じホテルを利用している。浴槽が広く、情事のあとはいつも二人で身体を温める。
シャワーの音が止まり、静也が出てきた。
綺麗に割れた腹筋を水が辿る。
「お待たせ」
そう言ってベッドに腰掛ける私の肩を押して横たわらせた。ちらっと目をやると静也のペニスは天を向いて涎を垂らしている。
静也が徐に私の背中に指を這わせていく。そちらに意識が集中してしまう私の不意をついて静也が私の耳に舌を這わせる。
思わぬ刺激に身体が跳ねる。
「やっ…」
少し漏れる私の声に構うことなく愛撫を続ける。静也の息が少し湿った耳にかかる。
「ひゃっ…」
私の中心が濡れている。シャワーを浴びているときから垂れていた。思い出して淫事を期待する自分に赤面する。
静也は何も言わずに背中の指を尻に移した。
触れるか触れないか際どいところを這い回る静也の指はまるでそれぞれが違う生き物のように私の肌を滑り、蠢いている。
「し…ずや…」
思わず尻に力が入る。
「力抜いてよ」
「むり…だよ…」
静也の指は私の尻の割れ目を割って進入してくる。
「ちょっと…そこはやめて…」
すると素直に静也の指は私の尻を離れる。そして少しほっとした私に気がついて、にやりと笑って口づけをした。
柔らかく滑らかな静也の唇。
またこのまま遠くまで連れ去られてしまう。静也の舌に集中し切れずに私の脳裏に浮かんだのは私にキスをする夫の顔であった。
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女性用風俗帝 関東・東京 性感マッサージ
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